とはじめに思った本は、
「上方落語 桂米朝コレクション」(ちくま文庫)シリーズです。
落語会から帰ってきて、
あ~面白かった。
……でも、あの場面どこで出てきたんだっけ?
と思った時に重宝できます。
「上方落語 桂米朝コレクション」(ちくま文庫)シリーズは、
米朝さんの落語速記が載っているのですが、
その直前のページに、
「口上」というお話が載っています。
噺にまつわる話(エピソード)を米朝さんが、
書いてくれているんですね。
どんな名人上手が居たのか、とか、
この噺の難しさ、心構えなど。
誰からもらった噺なのか。
こう書くと堅苦しい感じがしますが、
米朝さんは語り口調で書いてくれていますので、
気軽に読める、マクラの特別延長版と
思ってくれて差し支えないです。
「口上」の文量は、各噺につき1ページ半~2ページぐらい。
本を手に取ってくれた人への特典みたいな
ものではないかなあと思います。
本を読むにあたっての注意点は、
米朝さんの速記なので、
他の一門の噺家さんとやり方が違う場合がある
ことです。
でも、噺の流れは大体同じだと思うので、
細かい部分でやり方が違うこともあるかもしれない、
ということだけ、心に留めてください。
各950円(税込)
・上方落語 桂米朝コレクション 〈1〉 四季折々
・上方落語 桂米朝コレクション〈2〉 奇想天外
・上方落語 桂米朝コレクション〈3〉 愛憎模様
・上方落語 桂米朝コレクション〈4〉商売繁盛
・上方落語 桂米朝コレクション〈5〉怪異霊験
・上方落語 桂米朝コレクション〈6〉事件発生
・上方落語 桂米朝コレクション〈7〉芸道百般
・上方落語 桂米朝コレクション〈8〉美味礼賛
7603円(税込)
・桂米朝コレクション(全8巻セット)
【楽天】米朝コレクション各種一覧リンク
カバンにすっと入る文庫本サイズが嬉しいですね。
表紙カバーデザインも素敵です。
おすすめリンク
・『桂 米朝 私の履歴書』(日本経済新聞社、2002年)
二つのブログランキングに参加しています。
にほんブログ村
↑ ぽちぽちっと押して応援して頂ければ嬉しいです。\(^о^)
0 件のコメント:
コメントを投稿